学校を卒業後に東京で派遣の仕事に2年就き、その後北海道に戻りスキューバダイビングのインストラクターを経て職業訓練校で講師として指導にあたりました。そこで簿記と出会い数字を整理する面白さに気づいたんですね。これを仕事として活かしたいと考え、あすか税理士法人の求人に応募しました。実は未経験ということで、他社では書類選考で落ちてしまっていて。面接は代表の加藤だったのですが、採用して頂き未経験の僕を雇用してくれた事務所のためにも絶対に結果を出そうと決めました。
社会人になり最初は保険会社で2年間営業職、それからとある税理士事務所に入社しました。学生時代から数学が好きで、大学で簿記二級を取得していたのが税理士業界を選んだ決め手でしたね。その事務所では帳簿の入力、決算などを担当し業務の面白さを実感しました。お客様との打ち合わせも前職の営業経験が活き、その事務所には7年半在籍していました。それから建設業界の営業事務に就き、やりがいはありましたがやはり私には数字を扱う仕事こそが向いていると感じて税理士業界に戻る決意をしました。異業種を経たからこそ自分の天職を知ることができたと思います。
諸先輩方に恵まれ、やりがいを持って仕事に励んでいます。今年は税理士試験(消費税、相続税)の合格が目標です。実際に働いてから学生時代に学んだことがリンクする場面が多々ありますので、税理士を目指して勉強中の方は「これは必要ない」と決めつけないことが大切だと私自身の経験から実感しています。